まぁ、確かにトランプ次期大統領の食生活はひどいです。
それは間違いがない。
だけど事実として、何か問題が生じている可能性はもちろんありますけど、見たところお元気に見える。
どうしてそうなるの?
それはまぁ、素朴な疑問としてそう思いますよね。
例えば、毎日12本飲んでいるというダイエット・コーラですけど、種類にもよると思いますけど、このような人工甘味料が含まれています。
◯アスパルテーム
◯L-フェニルアラニン化合物
◯アセスルファムK
◯スクラロース
最近の研究では、人工甘味料は、身体に役立つ良い腸内細菌群を減少させることや、身体に悪い腸内細菌群を増加させることが証明されていますし、糖尿病の発症に寄与するか、あるいは糖尿病を悪化させる可能性が高くなることも分かっています。
脳卒中とアルツハイマー病の発症率を大幅に増加させるという研究もあるそうですから、もしクライアントの方がうつ症状を訴えていて、毎日12本のダイエット・コーラを飲んでいると知ったら、それはまぁ止めますよね。
だけどまぁ、トランプ次期大統領はアルツハイマー病に罹っているようには見えないし、むしろ認知症について選挙戦で指摘されていたのはバイデン大統領の方です。
これはもう、本当に身も蓋もない話になるのですけど、おそらく「肉体的に強い人」もいれば「弱い人」もいる。
あるいは、化学物質の影響を「受けやすい人」もいれば「受けにくい」人もいるとしか言いようがないのだと思うのですね。
腸内細菌群に問題があるからといって、すべての人間がうつ病にかかる訳ではない。
お酒をたくさん飲むからといって、すべての人間が肝硬変になる訳ではない。
それはそうなのです。
だからと言って、好きなものを食べていればいいとは言えないし、お酒をどんどん飲みなさいとも言えない。
反対に、健康に良いとされるものを摂っているからといって、健康であるかどうかは「分からない」のですね。
だからといって、身体に良いとされるものを摂ることに、意味がないと言うことはできない。
要は個人差がある。
それも、きっとかなり個人差が大きいということが、トランプ次期大統領の食生活を見ていて(見ていると、頭痛がしてくるような気がしますけど)分かることなのかもしれない。
そう思うのです。