カウンセリングをしていて、よく相談されるのは、彼(彼女)とのメールやライン、電話のこと。
一番多いのは、自分が連絡しなければ、彼(彼女)とはそのまま疎遠になってしまうのではないかしらという、ある種の不安ですね。
毎日ラインする、それも何度もしてしまう。
おはようから始まって、おやすみまで。歯ブラシの会社のキャッチコピーみたいですけどね。
そして、彼(彼女)からの返事が遅い、既読スルーされた…ということにいつも心は縛られてしまう。
もし、本当に自分から連絡しなければ、彼(彼女)からは連絡がないいとしたら、そもそも恋愛として成立していないのではと思うのですけどね。
いつも自分から連絡するのではなく、彼(彼女)からの連絡を待ってみませんか?
そのタイミングを待つだけで、2人の関係は良くなっていくものです。
あまりにも、私だけを見てほしい、いつも私のことを考えていてほしいという意識が強まると、これはパーソナリティー障害の疑いも出てくるのですけど、連絡の頻度をコントロールするだけで、それは適度な距離感を保つということなのですけど、人間関係は良くなっていきます。
ここからは女性限定の話です。
男の本能は、狩りであることを知っておくことって大事なのです。
男女の差というのは、どうしてもあって、それは例えば目の構造が、女性は平面にある物を探すのに向いている。男性は、奥行きのある空間を把握するのに向いている。
四葉のクローバー探しは、圧倒的に女性の方が得意。狩りをさせたら、男性の方が得意。そういうことです。
男性ってね、追いかけたいのです。
追いかけられて喜ぶのは、ほんの短い時間だけ。
彼からのメールやラインに返事をする時は、彼の文章の長さに合わせること。
彼が5行の文章を送ってきたら、あなたも5行ぐらいで返せばいいのです。
決してラリーはしないこと。
彼がラリーをしたい気分だったら、つき合ってあげたらいい。
でもね…ラリーの最後は、彼からのラインやメールにすること。
これもいい結果が出ますよ。なんたって、追いかけたい動物なのですから、追いかける余地を残してあげることが、大事だったりするものなのです。