『幸せな恋愛』

貴方にとって幸せって何ですか?

恋愛限定で話をすると…女性と男性は、幸せの感じ方が違うのです。

女性は自分軸で幸せを考えがちです。能動的ではなく受動的な幸せを求めていると言ってもいいかもしれないです。

誰かと出会い、恋をして、愛に変わり、結婚をして、幸せにしてもらいたい。
こう愛されたい、こう大事にされたい…つまり幸せにして欲しいという願望があります。誰でも多かれ少なかれ、白馬の王子さまを待っているのかもしれないですね。

それは決して悪いことではないですよ。

でもね…カウンセリングをしていて、つくづく感じることなのですけど、一人で幸せを感じられない方は、二人になっても本当の意味での幸せを感じるのは難しいのかも。

誰かを頼り、誰かにしてもらう幸せというのは、不確かな幸せですものね。

同じように、一人でいるのが寂しいと、二人でいても寂しい。孤独を埋められるのは自分しかいない。
男性はというと…ものすごくワガママで自分勝手ですね。夏目漱石が書いているように「かわいそうってのは、惚れたってことよ」という恋愛感は未だに現役だったりしますから。そして、守りたいという気持ちが長続きした試しは、残念ながらないですね。

ほとんど別の生き物である男女が長く幸せでいたかったら…やっぱり依存しないことでしょうね。一人の幸せを極めてから二人になるのをオススメしたいところです。

アメリカには、こんな諺があります。

1〜2年幸せでいたかったら、宝くじを当てなさい。

一生幸せでいたかったら、生き甲斐を見つけなさい。

村上龍が何かのエッセイに書いていました。いい恋愛をする秘訣は…恋愛を人生の優先順位の一位にしないこと。

深〜く頷いちゃいますね!