『スマホ脳』

最近、スマホ脳という言葉をよく聞かれると思います。

スウェーデンの精神科医アンデシュ・ハンセン氏によって、スマホ脳の問題が指摘されました。

スマホの普及により、集中力、記憶の定着力、コミュニケーション能力が落ちたと言われています。

スマホの使いすぎによって、情報のインプット量が多くなり、「脳疲労」の状態に陥り、脳の情報処理機能が低下しているというものです。

「脳疲労」って怖いですよ。夜中にハイカロリーのものをついつい食べてしまうとか…現代人の肥満の原因だと言われていますから。

スマホの使い過ぎは、頭痛、肩こり、首の痛み、めまい、吐き気などの症状が出ることがあります。自律神経に問題が起こりますから、それ以外にもさまざまな問題を引き起こすと考えられています。

では、どのくらいの時間が使いすぎにはならないのか?

2021年「メディア利用の生活時間調査」では、1日あたり1時間18分が適度ということが発表されました。

スマホ依存症の人を調査すると、1日5時間以上という結果が出ています。

ITの先駆者たちはそのデメリットを認識し、自分や子供達のスマホ利用時間を制限していました。

前回お話しました上質の睡眠のためには、就寝前3時間はスマホなどを見ないこと。スマホの電源はオフにすること。できればWiFiの電源を抜くこと。週に1日、全くスマホを使わない日を設定すること。

これからでも遅くありません。

あなたの大切な脳を救出して、美しい人生を送りましょう。

どんな美しい風景も、美しい感情も、脳が壊れてしまったら…感じられなくなってしまいますからね。