『シンゴの整体(3)季節的な症状①』

例えば正月明けって、どこの整体院も整形外科もそうかもしれないけど、ぎっくり腰の方が増えるのよね。

年越しまで頑張って、筋肉が硬くなっている。その上冬だから寒いでしょ。そこにご馳走食べまくってゴロゴロしてしまうと、一気に腰にくることがよくあるのよ。なぜかはややこしい話になるから、興味のある方は整体来た時に訊いてね。

じゃあ、今の時期(6月の半ば頃ってことね。)にどういうお客さんが増えるかと言ったら、なんだかだるいとか、頭痛がするとか、鼻が詰まるとか、そういう方です。

自律神経ってのを聞いたことがあると思うのだけど、ざっくり言ったらオンとオフってことなのよね。交感神経ってのが頑張ってくれている時はオン。副交感神経が活躍中の時はオフになる。

1日の自律神経の変化があるように(朝起きると、少しずつ交感神経優位になり、夕方から副交感神経優位になって、最後は寝ちゃうのね。)1年を通じて自律神経も変化するのです。

寒い冬は、交感神経優位にして毛穴をバシッとしめる。それで熱を逃さないようにしてくれている。だから冬の方がどうも寝つきが悪いということが多くなる。

春になると、副交感神経優位に切り替えて、身体に溜まった毒素をデトックスする。じゃんじゃんトイレに行くとか、汗をかいたほうがいい。

夏はもう副交感神経優位のピークみたいなもので、ダラダラしてしまう。今はちょうど春と夏の間だから、眠いとか、ぼーっとするとか、デトックスがうまくいっていない方は鼻詰まりとか、頭痛が出てくるということなのです。