『いまを生きる』

インドのアーユルヴェーダという伝統医療で言われていることです。

比較的ぽっちゃりした身体つきの人は、過去に執着しがち。

比較的やせ型の体付きの人は、未来を不安に思いがち。

比較的筋肉質の人は、現在に一喜一憂しすぎて怒りがち。

カウンセリングの現場で経験してきたことと照らし合わせると、これは結構な確率で当たっているように感じます。

常々思うのですけどね、悩みのある状態というのは「いま」に心の照準が合っていないのですね。

人間は、知らず知らずのうちに、過去の反省に苦しめられ、未来の目標にふり回されてしまうものですからね。

だから、この瞬間を生きましょうとはよく言われますけどね、なかなかそう簡単にはいきません。

ロビン・ウィリアムズが教師役の『いまを生きる』という映画がありますけど、邦題の『いまを生きる』は映画の中に出てくるCarpe Diemというラテン語からきています。

Carpe Dimeは、明日のことなんて考えず、その日の花を摘めという意味です。人生は短いし、何が起こるか分からないのだから、いまを生きなさいということなのですけどね。

映画の中でロビン・ウィリアムズが言います。生徒たち3人が中庭を歩いていて、自然と足並みがそろってくる。その時こう言うのです。

「君たちの歩き方を見つけろ。自分だけの歩み、自分だけの方角を。立派でも愚かでも構わない。さあ、この中庭は君たちのものだ」

ついつい人に合わせてしまうものだけど、自分だけの歩き方を見つけなさいと、ロビン先生が言うのですね。

いまを生きるって、自分で決めることなのかもしれないですね。